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SUV人気に寂しさを感じる

SUVと軽自動車

ここは宇都宮、街を見渡せば幾多の車が走っているわけですが・・・

いやはや、軽自動車とSUVの多いこと多いこと。

別にそれがダメなわけではないですが、数十年前のセダン人気や若者のスポーツカーへの憧れはいつの間にやら消えてしまったことに、幾ばくかのさみしさを感じるものです。

物価ばかりが上がって給料は上がらず、金銭的な負担も大きいことから軽自動車が増えるのはわかります。

しかし、SUVの人気はいったいどこから来たんでしょうか。

視点が高いことによる視認性の高さはもちろんありますし、悪路に強い、それなりに荷物が乗る、挙げればいいとこずくめなのは確か。

でも、それらはステーションワゴンやらでも実現できますし、なにより軽自動車が売れている理由とは正反対なわけで。

今や、車は移動の道具でしかなく、あこがれの対象や走りを楽しむものではなくなってしまった、ということなんですかね…さみしい。

鉛筆とシャープペンシル

鉛筆とシャープペンシル、どちらがお好みですか?

ほとんどの人がシャーペンを選ぶでしょうし、かくいう私もそう。
なんせ、鉛筆なんて面倒くさい。自分で削らなきゃいけないし。

そもそも、家庭に鉛筆削りなんてあるんですか?今の時代。

まぁそんな感じで、世の中はどんどん便利になっていくわけですよね。

車の世界ももちろんそうで、いまや自ら進んでMT車に乗る人なんてほとんどいない。
そもそも、AT限定免許がスタンダードになりつつあるし。

そうなってしまえば、もちろんMT車を作ろうにも売れないわけですから、店頭からMT車が消えていくわけです。

スープラですらMT設定がないんだから、驚き。
80スープラのコックピット感、すごい好きでした。
男はみな、中学生くらいで脳みその成長が止まるものですから、いくつになってもそういうものに惹かれるのです…

ともかく、MT設定はせめて残してほしいですよね。
“少年”である、我々の為に。

一縷の望み

もちろん、ちょっとこじゃれた、便利な移動手段であるSUVにMT設定があるはずもなく、人気車種であるホンダ・ヴェゼルやトヨタ・ヤリスクロスにも当然ない。

まぁ、インプレッサもオートマしかないし、そういう時の流れだよな…とも思うわけです。

ですが、トヨタ・CH-RにはMT設定がある!!!
重量に対して排気量が心もとない、とかそんなのはどうでもいい。
MT設定があるのだ!!!

まーったくSUVに興味のなかった小曽根ですが(CH-Rにももちろん興味がなかった)、今ではカーセンサーでCH-Rを探している始末。

ありゃー、素敵ですよ。
ドライビング性能はなかなか辛辣な評価をもらっているらしいですが、それでもいいんです。

乗ってみたいな、MTのSUVに。

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