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スタッドレスタイヤ商法へのギモン

はじめに

12月中旬を迎え、一層寒さが厳しくなってきましたね。

電気料が高騰する昨今、気軽にエアコンをぶん回すのも気が引ける…
私の事務所や家では石油ヒーターを使いませんのでわかりませんが、恐らくそちらも影響を受けているんでしょうね…

今年度、初雪。

さて、当事務所は宇都宮の中心に位置しておりますが、ご依頼の中心は県北なんですね。特に那須塩原。
12月にはいったばかりだったでしょうか、四号線を北上していたら、屋根々々が白んでいるじゃないですか。矢板のあたりだったと記憶しています。ビックリですよ。宇都宮だけの生活であれば、そもそも雪なんてほとんど見る機会はないですからね。

そんなわけで、急いで某有名なカー用品店やタイヤ用品店に連絡。本格的に降り始めてしまえば、これは経営に大ダメージですからね。雪道をノーマルで走る男気は、平成男子にはないのです。これも、草食系ですか?

スタッドレス商法

閑話休題、事業用で使っているのクルマは一昔前のHONDAフィットなんですが、これがいっちょ前にRSグレードなもんで、Bセグメントにもかかわらず16インチの低扁平で着飾っているわけです。
大体のBセグは14インチ、大きくても15インチですから…在庫がどこにもない!仕方なしに、発注をかけてもらって、納品待ち。まぁ、いいか…

ちなみに、5件ほど同じタイヤで見積もりを取りましたが最安値と最高値でコミコミ6万くらい違いがありました。ぼったくりじゃねーか!焦りを逆手にとって、うまい商売しようとするな!

また、その店によって対応が全然違うのもビックリでした。

「1,2インチサイズダウンすれば、ホイールまでついて費用も安く抑えられますよ!」と煽るトコロもあれば、「雪道はグリップが命ですから、インチダウンはお勧めしません。16インチで探しましょう」と冷静に営業するトコロ。

どっちのほうが利益出るんでしょうね?ホイールセットだと利幅が大きいのか、単純にタイヤサイズが大きく販売額の大きさに比例するのか…
あるいは、営業の成績反映スタイルが異なるのかもしれませんね。

ただし、ウソはいけませんよ、ウソは。
「一番お値段を押さえられるのがブリヂストンです」…って、そんなワケあるかい!!!

抱き合わせ商法

納品完了の連絡があり、やっとこ履き替えられましたよ。グッドイヤーの安価なスタッドレスです。今はいているサマータイヤはもう寿命でしたので、そのまま純正ホイールに履かせてもらいました。それが一番似合うよ、君は。

そうそう、履き替えるタイミングで従業員の人が「ちょっと、見てもらいたい部分があるんですが、来ていただけますか」なんていうんですね。

恐る恐る見に行くと「タイヤの減り方がおかしいんです」なんて言うんで、どれどれ、と。
「こんなに外側まで減ることありませんよ、たぶんトー角がズレてしまっています」と。

いや、山道をよく走るからなんですが。
片側のタイヤだけ過剰に減ってる、と見せてもらいましたが、いや全然違いなんてわからん。

しかも、トー角が…キャンバーが…これはアライメント不良で…と専門用語の嵐。

これ、車に関心や興味のない人は不安になっちゃうでしょう。いわれるがままっす。

とりあえず、無料でアライメント計測してくれるっていうんでそれだけ頼んで、結果を出してもらったら多少純正よりズレはあったものの、全然許容範囲。しかも、問題があるって言ってたタイヤの部分は全然ズレてないし!

申し訳ないですが、調整はお断りさせていただきました。

また、測定したマイナスを取り返すため(?)か、色々営業が飛んでくる。
イヤ本当にすぐ手放すんで…とお断りさせていただきました。

窒素重点やらホイール錆止め、しまいにはライトの光軸調整まで声かけられましたよ。

抱き合わせ商法、ダメ、ゼッタイ!